◆3月18日◆ 被災地への支援NEWS


★ 3月18日 仲間で支えあおうNEWS ★


@ 福島県 くわの福祉会 ・わたり福祉会へ リレー物資が届く!

本日、新潟の穂波の里さんが、福島県の郡山市(くわの福祉会・特別養護老人ホームおおつきさん)に支援物資を運んでくださいました。新潟⇒福島を結ぶリレーは今日が初!の運行となります。
出発は朝の7時半。お昼近くには無事に郡山市に到着されたようで、おおつきの施設長 菊谷さんより、「先ほど新潟から届けてもらいました!本当にみなさん、ありがとうございます」との報告の電話をいただきました。
福島市内ではまだ断水している箇所が多く、おおつきさんも決して水は十分ではありません。
入居されているお年寄りは、被災後一度も入浴ができておらず、職員さんたちも清拭だけで何とか清潔を守ろうと努力をしてきました。・・・しかし、さすがに一週間も経過すれば、「お年寄りに何とかしてお風呂に入ってもらいたい!」という現場の想いはピークに達します。そして、いざ行動へ!!
タンクから水を注ぎ、お湯を沸かして、職員さんたちは昨日から徹夜でずっとお年寄りの入浴介助を続けておられるそうです。(おおつきさんでは、原発の避難エリアとなっている特養から十数名のお年寄りを受け入れて、施設での支援を続けておられます。)
そして夕方。今度はわたり福祉会・特別養護老人ホームはなしのぶの事務長さんから連絡をいただき、「いま、郡山のおおつきさんがみなさんからの支援物資を届けてくださいました。確かに受け取りました。本当にたくさんの物資をありがとうございます」と丁寧な電話をいただきました。
はなしのぶさんでも、やはり水は行き届いておらず、届けてもらった水をさっそくお年寄りに手渡しすべく、お部屋をまわられたそうです。みなさん、「久しぶりに飲める…」と本当にしみじみと喜んでおられたとのこと。

最後に。3日連続でリレー便を出してくださいました、新潟のしおかぜ荘、あしぬま荘、穂波の里のみなさん。本当にありがとうございました。
老福連HP・トップページのお知らせ欄、【中継基地局からのニュース・情報など】の中にはすでにアップロードしましたが、穂波の里さんでは、支援に協力する全職員さんに向けてニュースレターを配信しています。
NO.4となる昨日のニュースには、以下のような文章が綴られていました。(※17日の動きを紹介)
「12時ごろ、関西経由金沢から到着した荷物と、穂波で用意した物資、新潟に送られてきた物資を、あしぬま荘さんとともに車に積み込み、大雪の小国峠を越え、16時ごろとかみ共生苑に到着。また、圧雪・凍結の峠を越えて、夜中12時過ぎに帰ってきたお二人、本当にご苦労様でした」・・・と。

穂波の里をはじめとする新潟のみなさん、本当にありがとうございます。
あさってからは、私たちの仲間も、中継基地局・新潟に運転の支援に入ることになりました。



A ご協力いただく物資の内容を変更します!!ホームページ【発送表】を確認願います

15日にみなさんに支援の依頼をおこなって以降、このわずか4〜5日間で、全国各地からかなりの量の物資提供にご協力いただいております。現在、みなさま方の施設で呼びかけをしてくださっている物品を含めると、相当数にのぼることが予想されます。本当に迅速な対応をしていただきましてありがとうございました。
つきましては、本日以降、ポイントを絞った支援へシフトしていきたいと思いますので、明日以降、物資をご提供いただける施設は、ホームページのお知らせ欄、<◆緊急◆ 支援物資の発送表更新(0318)>をご確認いただき、3月18日時点の【支援物資発送表】を参照の上、ご協力願います。(用紙はダウンロードできるようにしていますので、用紙に記載された品目をチェックの上、ご協力願います)

なお、すでにご準備・ご記入いただいている場合は、以前のものでも大丈夫です。



B とかみ共生苑さんが“焚き火担当ボランティア”を連れて宮城野の里へ!!

HP内、【交流のひろば】のコーナーですでに掲載をしていますが、とかみ共生苑の職員さんの息子さん(高校生)が、本日から宮城野の里さんで“焚き火担当ボランティア”をしてくれています。(※とかみ共生苑さんは、本日、3回目の支援物資を宮城野の里に運んでくださいました。) 
老福連代表として派遣された彼・・・。その彼が大好きなのは、なんと薪焚きだったのです!山形では、秋は「芋煮会」という、河原で芋煮料理をわいわいとおこなう、風物詩とも呼ぶべき行事が開かれるのですが、彼は、いつも率先して薪焚き係をするのだそう!まさにぴったりのボランティア。
がんばってきてください!!(報告聞かせてくださいね)



C <お礼> 運転要員の派遣、並びに車輛提供のご協力ありがとうございます!

昨日、緊急!!と題してNEWSに掲載をしましたら・・・さっそく本日、以下のとおり運転要員を派遣いただくことになりました。本当に、本当にありがとうございます。


★ 長野県 ゆいの里(特別養護老人ホームゆい) 20日〜25日 男性職員2名派遣
     ※ 派遣期間中は、運搬用のハイエース車輛も1台提供いただけることになりました
★ 愛知県 尾張健友福祉会(ケアハウスちあき)  22日〜26日 男性職員1名派遣
★ 愛知県 尾張健友福祉会(ケアハウスちあき)  27日〜31日 男性職員1名派遣


また、兵庫県の甲山福祉センター・甲寿園さんからもハイエース車輛を無期限で貸与いただけることになりました。みなさまのあたたかいご支援・ご協力に感謝申し上げます。


D 今週の予定とお知らせ

本日19日は、大阪と金沢を結ぶリレー便が運行され、臨時増発便(?)で、愛知県・蒲郡眺海園さんからも、蒲郡と金沢を結ぶ“臨時リレー便”が予定されています。運転にご協力いただくみなさん、くれぐれも気をつけて中継地点までお越しください。なお、事務局も明日からリレー便に乗って移動を開始します。しばらくNEWS発行・ホームページ発行は途絶えますが、どうかご了承ください。(交流のひろばにはなるべく書き込みます!)

◆ 支援状況(PDF文書)
   http://www.roufukuren.jp/shiryou/sirase/news3.pdf


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=ご協力いただく会員のみなさんへお願いです=

★ 支援にかかわる連絡はすべて事務局で調整をおこなっています。中継基地局の施設・担当者に問い合わせをおこなうことはお控えください。(直接問い合わせた方が早いと思う内容であっても)
今回の基地局は、事務局からの要請でご好意によって支援を協力いただいています。これ以上、電話連絡等の調整で協力施設に負担を増やすことは極力避けたいと思っていますのでどうかご理解ください。事務局の携帯090-2593-0611までお願いいたします。

また、中継基地局へ直接物資を運び込むことも基本的にはお断りしています。事前に必ずこちらに確認をして、時間調整をおこなった上でお願いいたします。


事情を鑑みて、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。みなさま方のあたたかいご支援・ご協力に感謝しております。